二級自動車整備士の資格を有する方を対象とした2年制の学科です。自動車では「Connected(コネクティッド)」「Autonomous(自動化)」「Shared & Services(シェアリング)」「Electric(電動化)」4つの波が同時に起きていて、100年に一度の大変革の時代に入っています。本学科では、そうした日々目覚ましく進歩している自動車技術に対応できる高度な技術・知識を持った一級自動車整備士を目指します。
自動運転車の点検を見据え、2020年4月1日から自動車特定整備制度がスタートしました。一級自動車整備士は、作業内容が国の定めた保安基準に適合しているかどうかを検査し管理する知識を持っている整備士です。
整備士最高峰の国家資格と大学(4年)を卒業した学生に与えられる学士の取得、さらに次世代の自動車整備士に必要な知識・技術の修得ができます。卒業後、レベルの高い仕事に携わることが可能となり有利に就職できます。
「大学併修制度」とは、専門学校入学と同時に大学の通信教育課程に入学し、専門学校卒業と同時に大学の卒業資格を取得できる制度です。本校一級自動車工学研究科では、産業能率大学通信教育課程と提携し、大学卒業の学位「学士」の取得を目指します。
産業能率大学通信教育課程は、1995年の設立以来、毎年3,500名前後の学生が入学し、10万人を超える卒業生を輩出している通信教育機関です。「実践的な教育」と「学びやすさ」が特徴であり、通信制大学の中でも屈指の卒業率を誇っています。
卒業に必要な単位は124単位ですが、専門士を取得していれば3年次編入時に62単位が一括認定されます。さらに、二級自動車整備士の資格は6単位分の大学の単位として認定されますので、残り56単位で「学士」の取得が目指せます。また、産業能率大学の通信制に在籍しますが、リポート課題や単位修得試験だけでスクーリングに行く必要はありません。併修制度を利用することで、無理なく大学卒業を目指せます。
資格名 | 特典 |
○ 一級小型自動車整備士 高度整備技術を持った管理者としての資格。 |
卒業後受験資格の取得 実技試験の免除 (2年有効) |
通常 (指定学科卒業生以外) |
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二級取得後、実務経験3年以上 |